電験一種が難しいはずがない!

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かご形誘導電動機メモ

かご形誘導電動機がなんなのかイマイチよくわかってないが、とりあえず以下のことを抑えておくとよさそう。

一次換算L形等価回路

かご形誘導電動機は大体L形等価回路として諸量が与えられていることが多い。
負荷試験では励磁回路だけに電流が流れ、拘束試験ではそれ以外の部分(名前わからん)だけに電流が流れるっぽい。

鉄損と銅損

励磁回路で消費される電力が鉄損。銅損は一次抵抗および二次抵抗で消費される電力で、それぞれ一次銅損、二次銅損と呼ぶ。
三相分なので一相の等価回路から求めた電力は三倍することに注意。

同期速度と回転速度とすべり

 \displaystyle N_sを同期速度、 \displaystyle f_1を定格一次周波数、 \displaystyle pを磁極数として、
 \displaystyle N_s = \frac{120f_1}{p}(意味はわからん。60は1分として、なんで2倍してるんだろう)
 \displaystyle Nを回転速度として
 \displaystyle s = \frac{N_s - N}{N_s}をすべりと言う。(何が滑ってるのか意味はわからん)
始動時はすべりが1となる。まあすべりがない時の回転速度を同期速度と言うようだ。

出力と効率

二次入力 \displaystyle P_2からすべりの分だけ減ったのが出力 \displaystyle P_o
 \displaystyle P_o = (1 - s)P_2
各種損失で消費される電力を \displaystyle pとすれば、効率 \displaystyle \eta
 \displaystyle \eta = \frac{P_o}{P_o + p}(大体百分率で答えるようなのでこの100倍)

トルク

二次入力を \displaystyle P_2として(三相の合計だから三倍することに注意)、トルクを \displaystyle Tとすれば
 \displaystyle P_2 = 2\pi\frac{N_s}{60}{T}が成り立つ。
二次入力はL形等価回路から求める。

以上

まあかご形誘導電動機の意味はわからんが、これらを抑えておけば『電験二種完全攻略 二次試験対応(改訂2版): 過去問240問を体系的に学ぶ』のかご形誘導電動機の問題は全部解ける。